イメージを追求する真摯な姿勢が満足度の高い空間をつくりあげる
海を望む崖上に立つ下田の「ホテルシーシェル」。
大浴場棟をスイート仕様に改造するにあたり、オーナー夫妻が望んだイメージは「ギリシャ・サントリーニ島」でした。
そのあたりからイメージとして浮かんだのが、アールの垂れ壁や窓がる連なる洞窟のような空間。
RC造の柱や梁をカバーしながら、一体感のある造形美をつくることを意識しました。
モザイクタイルなどの祖座も奥様とともに探し、「紺碧との白との世界」が完成しました。
対話を何度も何度も重ね、お互いの感性が響き合い、極上の空間に生まれ変わりました。