富士市:H邸 夫+妻+長男+長女+母
依頼理由:
初めにご連絡を頂いたときは、既に相みつを3・4社されていました。
というのも、すでに31年たっているの良いのですが、昔風の細かく区切られた間取りの家でしたので
とにかく動線的に生活がしにくいとストレス感じていたようでした。
ただ、お母さまはお父様が建てたこの家を完全に壊し、新しくすることにかなり反対だったそうです。
リノベーションか新築か。。まずはそこからの相談でした。
また、こちらのお宅は建坪が大きいことから、新築となるとかなり費用がかさむこともわかっていました。
相みつをしていたリノベーションの提案はどれも、今の間取りを少し変わった程度の提案のわりに金額も高く。。
これなら、いっそ新築を!という気持ちでいっぱいだったそうです。
母親の意向や金額面、生活動線の間取りがどうしても納得いかない状態だったそうです。
いろんな課題がある中、空間デザイン心理学™からの視点でヒアリングを行い、それに沿って間取りや動線を含めて提案させていただきました。
その結果、ほとんど1回の提案でH様は、とても喜んでいただいたと同時に驚いていらっしゃいました。
富士市H邸:家族を繋ぐ新しい形。そよ風が運ぶ幸せの笑顔
部屋を囲む窓から窓へと心地良い風が吹き抜けるLDK。
奥さまお気に入りの淡いブルーの壁紙が明るいリビングにかわいらしさを添える。
大きなアイランドキッチンで、ケーキに料理にと腕を振るい、お友達を招いて子どものバースデーパーティーを開いたと話す奥さま。
「人を呼べるようになったことが一番うれしいです」と念願のおうちパーティーを心底喜ぶ笑顔が印象的です。
奥さまの実父が遺した家を活かし、リノベーションで新たなスタートを切ったHさん夫妻。
建直しに反対していたお母さまの意思を尊重し、旧家で紡がれた思い出をきちんと残しながら、家族が思い描いた理想の暮らしを手に入れました。
ご主人は書斎、奥さまはイラストやネイルなどの趣味の空間を、お母さまは思い出が詰まった旧家のリビングを自室に。
「父と暮らしたリビングで母が心地よく過ごせればと。娘としての気持ちです」。
家族全員が思い思いの時間を楽しめる家、それも新居の重要ポイントだった。
「旧家での不満点はもちろん、徹底した家事動線、収納、快適さ、耐震性など希望をすべて伝えました。
最初はリノベの知識もなく不安もあったが、暮らし始めて使い勝手の良さを実感しているとも。
ゆくゆくは広いキッチンで趣味を活かした教室などもできればと、新たな夢も膨らみ始めている。
ユーティリティスペース
洗面室や浴室にもつながるキッチン裏に設けたユーティリティスペース。
客用食器のほか日常的な衣類などもたっぷり収納できる。
ウォークインクローゼットはもちろん、奥さまの趣味のコーナーも備えた寝室。
メイン玄関は来客専用。家族はシューズクロークにつながる玄関横の入り口を利用し、玄関近くにシンクを設けることでプライベートな空間を見せない工夫も。
旧家のリビングはお母さまの個室に。
お婆ちゃん子の長女は毎晩一緒に就寝しているそう。
家事の合間にリビング横のワークスペースでイラストを描いたりと趣味に当てる時間も確保。
近い将来は子どもの学習スペースに(^^♪
敷地面積 | |
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延床面積 | 約211.18 平米 |
構造・工法 | 木造軸組工 |
施工期間 | 約5ヶ月 |