フルリノベーションの予算と期間・新築との違いは(リノベ現状No.2)

約 5 分

リノベーション新築か迷っている方へ

2回目となる、富士市S邸のお施主様のフルリノベーションの現状では、予算や工事期間は新築と比較するどうなの

また、間取りビフォー・アフターお施主様の感想などもお届けします。

富士市のS邸のお施主様のリノベーションは大掛かりな案件であったことや、骨(柱のみ)にするものはもちろんですが、さらに2階建てのところを大きく変更しています。

そして、ビフォーアフターの変化があまりにも大きいこと、いつもお世話になっている「イエタテ夏号のリノベーション特集に掲載を予定しています。

まだ、皆さんにお目にかかるまで時間もありますし、載せられない内容が沢山あります。

また、リノベ(リノベーション)ってどこまでの変更が可能なのか、いまいちピンと来ていない人、

また、メリットデメリットなど、どっちが得なのかなどなど。

フルリノベーションについて、はじめから見たい方はこちらから>>

今回のタイトルとして「フルリノベーションの予算と期間・新築との違いは」をテーマにしてお伝えしていきます。

一般的なリノベーションの予算や期間は、各々の家によって変わってきますが、目安として受け止めて下さい。

フルリノベーション完成までの軌跡

  1. 新築ではなくなぜリノベを選んだのか?
  2. お施主様の業者選びのつまづきとは?
  3. リノベーションが可能な家とそうでない家とは?
  4. リノベーションの工事期間と全体の日数・予算とは?
  5. ビフォーアフターの間取りの違いは?
  6. お施主様の感想
  7. レトロモダン調のカフェスタイルの仕上がりポイントは?

今回は、4~6までお伝えします。

予算と工事期間の目安は?

さて、予算の算出は工務店によっても坪単価は様々あるかと思います。

なので一概には、これからお伝えする予算に当てはまらないこともありますので、ご了承ください。

新築の場合(注文住宅)

例)坪単価(55万円~60万)工務店の場合

工事期間:約3ヶ月

私有敷地広さ(50坪):家の敷地広さ(35坪)

  • 建坪35坪 × 55万円 = 1,925万円
  • 建坪35坪 × 60万円 = 2,100万円

一般的な新築の場合:1,925~2,100万円で、注文住宅が建てられます。

フルリノベーションの場合

新築に比べ、リべリノベーションは基礎や主な柱が残っている状態。

簡単に言うと、建前をした後の基礎と柱・屋根の骨格がある状態からスタートという流れとなります。

そのため、新築の価格に対して、7割前後が相場として考えらています。

工事期間は、逆に新築よりやや長めとなっています。

理由としては、壊すところにとても注力が必要だからです。

やたら壊せばいいという事ではないので、時間をとって活かすものと捨てるもの分別に時間がかかります。

また、工事をしていると必ず、いろんな問題があらわになってきます。

これは、家をここまで姿にしたことがないため、初見ではわからない箇所にさまざまな問題が出てきます。

それらを踏まえて、リノベーションしたいと考えている方としての心構えとして、工期が長くなる可能性はおおいにある。

という事を、心に留めておいていただきたいと考えています。

例)坪単価(55万円~60万)工務店の場合

私有敷地広さ(50坪):家の敷地広さ(35坪)

工事期間:(4・5ヶ月)

  • 1,925万円 × 0.7 = 1,348万円 
  • 2,100万円 × 0.7 = 1,470万円

一般的なリノベの場合:1,350~1,500万円で、フルリノベで再築が可能です。
※あくまで基準なので、基礎の状態や構造によって、収まらないケースはあります。

工期や予算のイメージはできたでしょうか?

では、間取りのレベルはどのくらい変わったのか見てみましょう。

間取りビフォローアフター

Before(築50年の日本家屋)田の字型

↑ 北側(日当たりが悪い)

↓ 南側(太陽)

After:レトロとモダンが調和した古民家風カフェスタイルの家

LDKを全体の南側に贅沢な広さに使い、北側は家族それぞれの寝室へ、お風呂・脱衣所・大型パントリーやトイレは、東側に集約しました。

基礎と構造柱と梁を残しつつ、屋根の軽量化、外壁、床、壁を全て最新のものに変、断熱材・耐震補強を現在の新築基準に強化しました。

また、2階部分は減築し、設備仕様も最新に一新しました。
(地震等級3)

出来上がった後のお施主様の声

Q:建て替えではなく、リノベーションをしたいと思ったきっかけは?

A:築50年の家で一緒に暮らしていた、大好きだった祖母が他界したこと。

我が家が所有する山の木で建てた愛着のある家だったので、どうしてもリノベにしたかった。
もう少し詳しくは、前の記事>>

Q:この会社を選んだきっかけは?

A:イエタテに載っていた通り、他社で予算的に無理だと断られても、文美さんが工夫を凝らしてコストダウンを実現してくれました。

「家づくりの駆け込み寺」的な存在。

どんな要望も受け止めて、デザイン・性能・使い勝手まで、女性目線で想いを形にしてくれました。

Q:リノベーションにしてよかった事は?

A:祖母、父の思いを受け継ぐことが出来ました。

女性建築士ならではの家事ラク動線、大工さんの機転の利いた提案も素晴らしかったです。

さらに、内装をじっくり見たい方はこちら>>

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