純和風だった家屋を
憧れの北欧スタイルに

〜リノベーションで使い勝手とデザイン性を実現〜

純和風だった旧家のリノベーションに際して、『北欧風』と『動線の良さ』の2点にこだわった住宅です。
柱の多さを工夫しながら、キッチンの位置や間仕切り戸の活用、家具の造作、壁紙のセレクトに至るまで、
“お客様にとって最適な暮らし”を目指しました。

Request history

〜ご依頼の経緯〜

メインのご相談主は奥様。庫裡(くり:お寺の寺務所)でもある純和風の実家を、世代交代を機に、庫裡としての役割はそのままに北欧風にリノベーションしたいというご相談でした。他社でも見積もりを取ってはいたものの、Ayami建築工房は実績もあり、さらに女性建築士ということで細やかなオーダーにも対応できるとご相談をいただきました。

間取りの再構成と
造作家具で叶えた北欧風LDK

純和風だった旧家の間取りを、キッチンを移動させ、間仕切り戸を効果的に使うことで、ワイドに変更。家具も全て造作し、北欧のテイストにマッチさせました。

また、リクエストだった暖炉と大型テレビは住まいの真ん中に配置。家族はもちろん、お客様を呼ぶにふさわしいスペースとなりました。

動線にこだわった
キッチン横のパントリー

キッチン横のパントリーは収納だけでなく、洗濯スペースとしても活用。タイル張りの水回りなど、実用とおしゃれ感が同居する家事が楽しくなる空間になりました。

リビング横の和室では、
ご住職であるご主人の着替えも

庫裡としての役割も果たしながら、住まいとしても快適に。リビング横の和室は間仕切り戸の開閉で、開放的に。ここは、ご住職でもあるご主人が着物に着替えるスペースとしても利用できます。

水回りは優しい彩で気持ちよく

風呂場にはアイボリー、洗面脱衣所には柔らかな彩りを壁紙と組み合わせて採用。家族が使う場所に、癒しの雰囲気を醸します。鏡や洗面台は広さにこだわり、足元や壁面の収納も充分です。

子供部屋には
無垢の床材を使用

落ち着いた壁色に合わせて、床には無垢材を使用し、年間を通しての快適な室内環境を追求しました。ヘリンボーンのパターンが部屋に奥行き感を演出します。

コンパクトなスペースを
活用した書斎

双方向から出入り可能な書斎。必要な機能を1箇所に集めました。


家族構成:夫+妻+長男
敷地面積:
延床面積:
構造・工法:
施工期間: