4人家族+4匹の愛犬のための、癒しを感じる落ち着きのある住まい

〜二世帯フルリノベーション〜

空間デザイン心理学®︎の観点から導き出したテーマは「木の温もりと癒やしを感じる落ち着きのある住まい」。
純和風の面影を残す外観とは一転、フローリングの室内はナチュラルなリゾート感が漂います。
2間続きだった和室は、21畳のLDKに。そこから繋がるウッドデッキは開放感抜群。
これからの夫婦の生活をサイズダウンするための完全二世帯化と、愛犬たちが自由に遊べるスペースを同時に叶えました。
キャンプが好きで、家族でよく出掛けていたというSさん。
リノベーション後も愛着あるアウトドアグッズを日常に取り入れ、家とともに家族の思い出も未来に受け継ぐ、素敵な住まいに生まれ変わりました。

Request history

〜ご依頼の経緯〜

当初は二世帯住宅化及び、息子さんのテレワーク化に向けての間取り変更をご希望でした。しかし、コロナ禍を経て暮らし方も変化。それぞれを尊重しながら、自宅時間を快適に過ごせる空間をということで、ご希望全てを盛り込んだフルリノベーションとなりました。

二間続きをひとつに。
広々と見渡せるLDK

1日の中で一番長く過ごすLDK。外と室内をつなぐことで開放感を演出しました。
壁付けのイメージだったキッチンは、そこからの視界は重要なポイントのためアイランドスタイルを提案。室内もデッキも見渡せる安心感のある空間に仕上げました。
テーブルは以前から愛用していたものに明るめの塗装を施し、椅子はデッキにも出せるアウトドア用を利用。今までの暮らしの心地よさをそのまま持ち込みました。

愛犬と過ご
すリビングから続くデッキ

「テントが張れる広さに」というご要望のあったデッキは、今回もっとも重視したポイント。16畳と最大限広く取りました。
「思う存分走り回る愛犬とともに、一緒にくつろげる」と喜んでいただいています。

水回りもナチュラルに

洗面台にはモザイクタイルを採用。木の温もりを大切にした空間にフィットするナチュラルな印象に仕上げました。

二世帯利用を想定。
現在と未来を

快適に過ごせる工夫を

子供たちの将来を考え、2階には二世帯用のLDKと水回りを整えました。階下の印象と統一感を持たせながら、二人の子供たちがそれぞれ快適に暮らせるよう、工夫を凝らしています。

造作家具で
ライブラリースペース

長女が大切に所有してきた絵本のためのためにスペースを設計。中央はベンチとして腰掛けられるよう家具を造作し、くつろぎの空間としても利用できるようあつらえました。

リモートワークと同時に
自分だけの空間を創出

在宅勤務の長男のための部屋は、ワークスペースとベッドスペースが分かれるようにレイアウト。オンとオフがスムーズに切り替えでき、集中できる空間となりました。


家族構成:夫+妻+長男+長女+犬2匹
敷地面積:271.00㎡ [81.97坪]
延床面積:約180.66㎡[57.35坪]
構造・工法:木造軸組工
施工期間:約4ヶ月