富士宮市:S邸 夫+妻+長男+長女+愛犬4匹
イエタテ:12・1月号掲載決定!11/15よりフリーイエタテでご覧ください。
依頼理由:
初めにご相談を受けたときには、娘さんの結婚を見据えての2世帯住宅化と、息子さんの仕事のテレワーク化により実家に戻るとの話から、現在の家の間取りを大きく変更したいとのことでした。
初回の時は、すぐには行わないで色々調べてからという流れで、まだ先と思っていました。
ただ、コロナ禍において自宅時間が増え、生活も大きく変わったようでした。
子どもたちの独立・再び同居・住宅ローンも終わる・愛犬の数が増えたりと重なったため、早めにリフォームやりたいとご依頼されてきました。
ご要望は、ペットとともに快適な空間の中で家族それぞれの暮らし方を尊重しながら快適に過ごせる空間を提案してほしいとのことでした。
さまざまな条件での希望をすべて盛り込んだフルリノベーションとなりました。
富士宮市s邸:ペットと共に暮らせる新しい形の住まい
4人家族+4匹のワンコたちが賑やかに暮らすS邸。
「空間デザイン心理学」を取り入れ、そのヒアリングで導き出されたテーマは「木の温もりと癒やしを感じる落ち着きのある住まい」。
純和風の面影を残す外観とは一転、フルリノベを施した室内はナチュラルでリゾート感が漂う。
かつての2間続きの和室は、21畳のLDKに。
さらに16畳のウッドデッキで開放感抜群。
これからの夫婦の生活をサイズダウンするための完全二世帯化と、ワンコたちが自由に遊べるスペースをも同時に叶えている。
キャンプが好きで、以前は家族でよく出掛けたというSさん。
愛着のあるアウトドアグッズを日常づかいし、家とともに家族の思い出も未来に受け継ぐ、素敵な住まいに生まれ変わりました。
こだわり①:愛犬と過ごすリビング&デッキ
キッチンは壁付けと迷っていたようでしたが、キッチンからの視界はとても重要なポイントなのでアイランドスタイルを提案しました。
そこには、室内もデッキも見渡せる安心感がある空間に仕上がりました。
リビングから続くデッキが一番のお気に入りになったようです。
テーブルは以前から使っていたものに明るめの塗装を施し、椅子はデッキにも出せるアウトドア用を使用しています。
愛犬たちも家と外との境がないので自由に走り回り、いつも賑やかなようです。
とにかく、デッキは今回のリノベーションでもっとも重視したポイントで、ご要望は「テントが張れる広さに」ということでしたので最大限広くしました。
リビングから広がる広々としたデッキは、晴れの日は思う存分走り回る愛犬とともに、一緒にくつろげることが楽しみとなってるようです。
こだわり②:2世帯用の2階の空間(長女の空間)
子供たちの将来のために、二世帯用に2階にもLDKと水回りを整えました。
娘さんが大切に所有してきた絵本を並べる2階のライブラリーもつくり、これからきれいに並べていくところです。
こちらの棚は造作棚で、中央はベンチとして腰掛けられるので本を手に取りながら座ってくつろぐ空間になっています。
リモートワークをしている長男の部屋。
ベッドスペースと仕事スペースを分け、集中できる空間で過ごせています。
敷地面積 | 271.00㎡ [81.97坪] |
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延床面積 | 約180.66㎡[57.35坪] |
構造・工法 | 木造軸組工 |
施工期間 | 約4ヶ月 |